江戸時代から続く建設業
「家」と「場」をつくり
持続可能な社会に貢献する。
桑野組のはじまりは江戸時代。
棟梁の子孫が代々家業を受け継ぎ、先代(現会長)が有限会社桑野組を設立しました。
100年以上にわたって受け継がれてきた伝統の技術は「木」の扱い方に現れています。
現代では工場でカットされた木材を使うのがスタンダードとなっている中、桑野組は今も手作業で切り込みができる職人が在籍し木材の見極めに長け頑丈で長持ちする家づくりを支えています。
確かな技術と仕事への誠実な姿勢は時代を超えて受け継がれています。
使えるものは直して使う。木の家だからできること
住宅にも環境配慮や長寿命化が求められる時代。国は長期優良住宅やネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化を推進しています。
しかし、その認証を得るために大きな手間やコストをかけたり、使い続けられるものを壊したりするのではなく古い建物を生かせないかをまず考える。
私たちは、SDGsという言葉が流行る以前からリフォームを推進し、建物の良い材料を使い廃棄物をなるべく出さない家づくりに取り組んでいます。
設計図面も残ってない古い家を工事するには経験と技術が必要だから、安易に「リフォームできない」とか「壊して建て直す方が早い」と考える前に「思い入れのある建物を残したい」「今あるものを生かしたい」というお客さまの気持ちに応えることを提案いたします。
暑さ・寒さは窓やサッシを変えたり、床・天井・壁に断熱材を追加したりして気密・断熱を向上させることで改善できます。
必要な補強をすれば古くても安心して住める家になる。
当社には熟練の大工がいるので、残すべき柱や梁を現場で判断して対応できます。
それこそが、持続可能な家づくり、ではないでしょうか。
築50年以上の古民家をリノベーションで再生。カフェ『Kuwanomi』
持続可能な家づくりの実例を見学できる場所が、桑野組敷地内にある古民家リノベカフェ『Kuwanomi』。
築50年以上の古民家を、当時の梁や天井はそのままに、大胆なガラス張りの空間にリノベーションしたものです。
木を生かす職人の技をぜひその目で確かめてください。
家族構成が変わった後でも間取りを変更しやすい木造の家こそ、次世代に受け継ぐには最適だと思います。
地域の人に活躍の場を提供し住み続けられるまちをつくる
桑野組がつくるのは家だけではありません。
約20年前に始めたハンドメイド作品の持ち寄り会は、いつしか当社主催の年1回の地域のイベントになりました。
数年前から月1回の「干隈マルシェ」へと成長し、地元の花屋や野菜の生産者、飲食店が出店するイベントを企画・運営することで、地域の人の活躍と交流の「場」もつくっています。
地域のつながりをつくり、みんなで成長するきっかけづくりに貢献したいと思っています。
桑野組が目指すSDGs
確かな技術を持つ協力会社・職人とのパートナーシップを強みに、地域に根ざした家づくりから、「レベルファイブスタジアム」改修工事等の公共事業まで多数の施工案件を手がけています。
古民家カフェや干隈マルシェの運営など、地域コミュニティ活性化の場づくりを通して、さまざまな得意分野を持つ人材にも活躍の場を提供。
地域との共存共栄で住み続けられるまちづくりに貢献します。