福岡市南区在住 Fさんの住まい
夫婦揃って建築士というFさんご夫妻。
土地の持つ個性を生かした家づくりで、快適な居住空間を実現しました。
室内は素材感と色合いのバランスを大切に。
ルイスポールセンのペンダント照明と相まって、落ち着いた温かみのある雰囲気に。
土地の持つポテンシャルを 最大限に間取りに生かして
建築のプロであるご夫婦が手掛けた家は、土地の使い方から間取り、窓のサイズ、動線まで、細かい計算の上で建てられています。
約3年前に土地探しが始まり、「いい家が建つことが想像できた」 という小高い丘にあるこの場所を選択。
2階から遠くの山まで見通せることが分かると、必然と滞在時間の長いLDKは2階にしようという意見で一致したそうです。
このほか、 子ども部屋と奥さまの仕事部屋など、日中使うことの多い部屋も2階へ。
それらを回遊できるようにしたことで、動線がスムーズになり、作業効率が上がったそう。
特にこだわったのは、窓のサイズや位置でした。
「窓を開けてもすぐに壁があったり、周りの目線が気になってカーテンを閉めっぱなしになる窓はもったいないので、そこは相当考えました。LDKのメインの窓は腰窓にしたので、隣近所から室内が見えませんし、逆にリビングのソファーからは空しか見えないので気持ちがいいんです」と奥さま。
これ以外にも、室内に多くのガラス窓を設けたことで開放感がアップ。
人の気配も感じられるため、家族のつながりが実感できる家に仕上がりました。
ツートンの配色がキリッとシャープな印象のひときわ 存在感のある外観。
夜になると窓やバルコニーから 室内の光がもれて、まるで行燈のよう。
リビング、ダイニングの境に仕切りも兼ねた収納棚を配置。
リビング側を一段下げたことで、空間が立体的に。
家具は全て学生時代の友人が営む福岡の家具メーカー「リッツウェル」の家具で揃えています。
壁側にキッチンを据え、別に作業台を設けました。
作業台は収納棚としても大活躍です。
わが家のここがお気に入り!
仕事部屋
奥さまの仕事部屋の対面側には、娘さんの部屋があります。
現在は本棚で仕切っていますが、子どもが巣立った後は一部屋としても使用できます。
キッチンからリビングの導線
キッチンからリビングの動線上には、 ご主人がギターを楽しめるスペースを設けました。
部屋にこもらず趣味を楽しめます。
2階からの眺め・和室
2階から玄関が見えるため、2階にいても人の行き来が確認できます。
両親が将来的に一緒に住むことをイメージして和室は1階に独立。
洗面室やトイレも近いので利便性も良いです。